

JR可部線の終点で、最近移転して新しくなった広島市民病院最寄りの駅です。安佐北区はベッドタウンなので十分な利用者はいましたが、路線の電化が進まなかったことにより、20年ほど前に一時廃線となりました。その後、広島市・JR関係者の協力と、いつの日か再び電車が走ることを望み、線路の除草・清掃などメンテナンスを続けた住民の努力と熱意により、再び電車が通るようになりました。一度廃線となったJRの路線が復活したのは全国でも初めてのことだったようです。2022年には広島市民病院がすぐそばに移設されました。大型病院の最寄り駅となったことでさらに利用者も増えています。安芸亀山駅の改札右手にはトイレがあり、外部からでも利用可能です。先日、子供が熱を出して、隣の病院へ休日診療に訪れた際、新型コロナ抗原検査が終わるまで中に入れなかったのですが、こちらのトイレが利用可能だったのでとても助かりました。駅名に「亀」が入っているからなのか、改札前には亀のオブジェがあります。金亀の里と書いてあるので、由来になるような昔話があるのかもしれません。最初からあったのものかどうか分かりませんが、亀には毛布が掛けられていました。