鉄道駅[電車駅]情報
JR北海道について
JR北海道は、日本国有鉄道から鉄道事業を引き継いだ鉄道会社です。正式名称は「北海道旅客鉄道」、英語表記では「Hokkaido Railway Company」です。JR各社が持っているコーポレートカラーは萌黄色となり、北海道と青森県の一部分を営業区域としています。ここでは、JR北海道について説明します。
歴史

JR北海道は、1987年に日本国有鉄道が分割民営化されてできたJR各社のひとつで、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が株式を100%保有しています。発足後は、一部路線を廃止、新規開業などがありました。鉄道事業の他、グループ企業が、バス、建築物の保守施工、都市開発、ホテルなど、幅広く展開しています。本社は札幌市中央区にあり、釧路、旭川、函館に支社を構えています。
鉄道事業
JR北海道が保有している路線の総延長は約2,500kmに及び、主な路線は、函館本線、千歳線などがあります。以下に、主な路線を紹介します。
函館本線
函館駅から小樽駅などを経由し、旭川駅までを結ぶ400kmを超える路線です。函館~旭川を直通で運行する列車はなく、途中で乗り継ぎが必要となります。
北海道新幹線
北海道新幹線は、本州と北海道を結ぶ新幹線で、2005年から新青森駅~札幌駅の開通を目指した工事が開始されました。全線開通時の推定営業キロは約360kmで、計画されている主な予定駅は以下の駅です。
- 新青森駅
- 2010年より東北新幹線が乗り入れを開始している日本最北端の新幹線駅であり、同線の終着駅となっています。北海道新幹線開通後は、新青森駅にて新幹線を乗り継ぐことが可能となります。
- 在来線の駅とは別位置に設置予定の駅
- 新八雲駅(仮称)、新小樽駅(仮称)については、現在の函館本線の駅とは別位置に設置される予定となっています。