
こちらは大阪市東住吉区の北部にあるJR関西本線の「東部市場前駅」となります。JR関西本線は、大阪の有名な観光地の一つである「ミナミ」エリアから程近い「JR難波駅」から、東海地方の主要駅である「名古屋駅」間の関西地方の中南部を結ぶとても長い路線となります。 「東部市場前駅」は、旧百済駅の廃線後、近隣住民の新駅開設の意向により、1989年(平成元年)に設置された比較的新しい駅となります。 また「東部市場前駅」は、大阪の有名観光スポットである「天王寺駅」から一駅という立地になっております。再開発が進み、どんどん成長している「天王寺・あべの」エリアから目と鼻の先でありながら、閑静な住宅地として確立しており、本当に住みやすい町だと思います。 そして「東部市場前駅」周辺には、この駅の名前の由来となっている「東部市場」のお膝元となっております。「東部市場」は、青果・水産物とその加工品や加工食料品を扱う大阪市中央卸売市場の一つであり、主に大阪府東南部を中心に他府県にも搬出し、取扱高が全国9位の大規模市場となります。この事から。近隣には食品の卸売り会社等が多数軒を連ねており、古き良き大阪の原風景が残るエリアとなっております。 この他にも、近隣には「杭全神社」があります。「杭全神社」は、全国唯一の連歌所とだんじり祭りで有名な神社となっております。だんじり祭りといえば、同じ大阪府の岸和田市が有名ですが、こちらも負けてはいません。「杭全神社」のだんじり祭りは、毎年7月11日から14日の4日に亘り行われる夏祭りで、毎年30万人を超える大勢の人達で盛り上がっております。見どころは、12日の午後9時45分頃に南港通で繰り広げられる九町合同曳行です。九台すべてのだんじりが同時に動く様は大変圧巻です。また、13日午後7時に宮前交差点から大門前でおよそ4時間半かけて行われるだんじり宮入もおすすめです。 こんな魅力たっぷりの「東部市場前駅」に遊びに来ては如何でしょうか?