
新堂駅は三重県伊賀市新堂中出にある、西日本旅客鉄道関西本線の駅です。約100年の歴史がある駅ですね。柘植駅から佐那具駅間に新設開業したのが始まりですね。駅舎はものすごく古い平屋建てというイメージですかね。駅舎もそんなに大きくなく、跨線橋でホームとホームは繋がっていますが、歩道橋と言ったほうがピンとくるかもしれません。結構錆びています。でもなんか風情のある駅で、周りの風景がすごい良い。跨線橋ではなく歩道橋みたいと言ったのは、屋根が無いので見た目はそういう風に見えますが、そこから見る一望できる景色がまた最高ですよ。周りには高いビルや高層建物は一切無いので、上から眺める景色は非常に心安らぎます。ホームは島式ホーム1面2線で、列車交換が可能な地上駅です。当時は2面3線あったみたいですが、列車本数が減り、中線線路を撤去し、今の形になったそうです。開業当初からある旧駅舎は今は待合所として利用されています。新しい簡易駅舎は駅を利用しない人でも行き来できる自由通路となっています。それもまた珍しいですよね。2019年9月に老朽化が理由で旧駅舎を取り壊す予定だと言っていました。少し残念だけど、致し方ないよね。あとオススメがホームの端っこまで行って、ホーム全体を見渡せます。そこからの景色もより写真を撮りたくなりますよ。1日の平均利用数は約200人ちょいです。年々利用数が減っているのだとか。また目玉行事として、駅前広場で毎月第1、第3日曜日の午前中に、日曜朝一というお店が立ち並ぶので、近所の方がかなり来て駅前がすごい賑わうのだとか。面白そうですね。地元ならではの行事ですね。周りは観光スポットはないので、学校や郵便局などしかありません。ですが、景色を見に行く場所としては最高にいいですよ。1人ぶらり旅なんかで立ち寄ると新しい発見があるかもしれません。今一度言いますが、オススメはホームの端っこから見る景色と、歩道橋から見る一望できる景色です。是非行ってみて下さい。