
この駅は、三重県亀山市加太市場にある、西日本旅客鉄道の関西本線の駅です。この駅の歴史は長く約130年という歴史ある駅です。当時は関西鉄道の一般駅として、関駅から柘植駅間に開業した駅です。明治40年に関西鉄道国有化、つまり国鉄の駅となりました。明治42年には線路名称制定によって、関西本線所属の駅となります。昭和11年には今の駅舎の竣工、昭和37年には貨物の営業が廃止、昭和58年には駅の無人化、昭和62年には国鉄分割民営化によって西日本旅客鉄道の駅となりました。令和元年には、亀山市が、駅舎をJR西日本から無償で譲り受け、市有財産として改修整備することとなり、整備することを発表しました。駅の構造としては相対式ホームの2面2戦で、列車交換が可能な地上駅で、無人駅です。駅舎は加茂方面行き側にホームがあり、ホームとホームは跨線橋で繋がっています。また関西本線非電化区間では、関駅と同じ終日完全無人駅となっていて、自動券売機はありません。1日の利用客数は約50人前後で、正直年々利用客数は減少しております。里離れが進んでいるせいですかね。ちょっと寂しいですね。この駅の周辺施設としては、神福寺、向井聴川寺、加太川があります。バスもあり、亀山市コミュニティバス「加太地区福祉バス」が平日運行しています。お年寄りの方には非常に便利で、よく利用するとの話もあるので、このバスは無くてはならない存在ですね。駅舎は平屋建ての木造建てで、日本家屋風です。これといって特徴はありません。駅舎前には赤いポストと、加太地区散策マップという看板があります。散策マップとしてはエリア範囲が広い地図になっているので、1日では全部回りきれないと思います。でも散策マップがあるという事は、散策してそれなりに面白い景色や見所もあるはずなので、意外に面白いかもしれませんよ。空気が澄んでいるので、いい空気を吸いながら散歩に楽しんでみてはいかがでしょうか?面白い発見があるかもしれません。