
この駅は、三重県鈴鹿市加佐登にある、東海旅客鉄道いわゆるJR東海関西本線の駅です。開業は明治25年なので約130年ほどになりますかね。相当長い歴史のある駅ですね。当時の駅名は高宮駅という駅名で、明治36年に加佐登駅に変わったそうです。関西鉄道から関西本線の所属となり、国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となったそうです。歴史はかなり長いんですけど、意外に変化の少ない駅ですね。駅の構造としては、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線ある地上駅です。本線の数だけで考えると多いですね。合計2面3線ですもんね。出入り口は1番線側にあり、跨線橋でホーム間を行き来できるようになっています。ここは亀山駅管理下にあって、無人駅ですね。1日の平均利用客数は約600人強との事です。結構利用者はいるほうかな。駅周辺には、小中学校、高校、郵便局や庄野宿資料館があります。有名なのが近くにある鈴鹿川、加佐登神社があります。庄野宿というのは東海道五十三次45番目の宿場町と言われています。また加佐登神社は、かの有名な日本武尊の終焉の地の一つと言われている有名な神社です。下車して立ち寄るといいことがあるかもしれませんね。駅からは鈴鹿市コミュニティバスが出ています。アクセスも非常に便利だと思います。駅舎は木造平屋建てという感じですね。自転車置き場も大量にあるので困りません。ロータリーはないんですけど、駅舎横には数台停めても大丈夫そうなところはあります。駅の表側は住宅街ですが、裏側は鈴鹿川が流れていて、高い建物はないので開けた景色が見れます。また鈴鹿川の横には、鈴鹿川河川緑地があって、周りは田園風景と向こう側には山々が連なっていて、絶景です。素晴らしい世界が見れますよ。駅前には美味しそうな焼肉屋もあるし、大きな鈴鹿病院もありました。公共施設が近くに揃っているのでいい町ですね。130年も続いている駅なので、この先200年、300年と変わらずこの町の中心に居続けてほしいですね。