歴史が長い尾鷲駅
尾鷲駅は三重県尾鷲市中村町にある、東海旅客鉄道JR東海の紀勢本線の駅です。昭和9年に開業した駅で、歴史は約90年弱ですね。昔はこの駅、尾鷲駅(をわしえき)と読んだそうです。当時は尾鷲港で開通式がされたみたいで、かなり盛り上がったそうです。当時の写真も残っていますね。それから昭和32年に九鬼駅まで延伸し、昭和34年には亀山駅と和歌山駅との間が紀勢本線となり、この尾鷲駅もその時その所属となったそうです。そのタイミングで(おわせえき)と読むようになったみたいです。面白いですね。駅の構造は相対式ホームの2面2線で、地上駅です。まあ尾鷲市の中心となる駅ですからね。大きいですね。昔は2面3線あったみたいですよ。今は無いですけど。互いのホームは跨線橋で連絡しています。跨線橋から景色が見れればいいんだけど、残念ながら安全優先で見れません。また周辺の施設は駅前にコンビニがあって、和田眼科クリニックがあります。その他に中村山公園や、尾鷲神社、熊野古道伊勢路馬越峠、土井竹林などがあります。小学校、中学校、高校ももちろん近くにあります。また、尾鷲総合病院や交番、郵便局といった生活に困らない街並みとなっております。バスも沢山出ているので、アクセスには全くもって問題ないですね。尾鷲駅の駅舎も立派な日本家屋という感じで、ドンと力強く建っています。ロータリーも広く、タクシーも待っています。駅の前はちょっとした商店街がありますが、今はシャッター閉まっているところが多いかな。とはいっても駅舎やホームの裏側には山々が見えるので、いい景色が見れますので、私は好きです。1日の利用客数は約400人弱で、尾鷲代表の駅と客数になっています。この尾鷲駅は違う見方をすると面白いかもしれません。近くに天狗倉山があるのですが、そこから見る尾鷲駅が、尾鷲市の中心となっている事も分かるし、その中心として町が発展していったんだなと感じます。面白さがまた違う楽しみ方ができる駅だなと思いました。