歴史ある駅、穴川駅
この駅は、三重県志摩市磯部町穴川にある、近鉄志摩線の駅です。歴史は90年以上の長い歴史ある駅です。昭和33年に、駅隣接地から近鉄志摩観光汽船より渡鹿野航路(穴川、的矢、三ヵ所、渡鹿野)の運航が始まりました。また、昭和45年には駅舎の改良工事が終了し、その際に賢島寄りに300メートル移転したそうです。そして高架化。穴川駅の賢島方に隣接して穴川トンネルが開通しました。駅の構造としては、相対式ホームの2面2線ある高架駅です。駅舎はありますが、出入り口は上下線とも共通になっていて、階段で各ホームに移動します。鳥羽駅管理の無人駅です。1日の利用客数は平均で約30人程です。駅周辺は志摩スペイン村までバスが出ています。その他は伊勢志摩ユースホテル、伊雑ノ浦、渡鹿野島があります。周りにはあおさや、うなぎの養殖が行われています。当時は約50年程くらい前ですが、カモの狩猟場としても有名でした。駅舎の周りは緑が多く、空気が綺麗だと思います。ちょっと立ち寄りたい駅です。