伊賀市にある青山町駅
この駅は三重県伊賀市阿保にある、近畿日本鉄道大阪線の駅です。三重県ですが、大阪線の駅なんです。珍しいですね。昭和初期、1930年に今のこの地名の阿保駅として開業しました。なので歴史は約90年ですね。長いですね。50年程前に今の青山町駅に改称したらしいですよ。駅のホームは島式2面4線ある駅なので、結構大きな駅です。ホームは列車でいう10両編成まで対応できる長さみたいです。各ホームは地下通路を通って行き来できる感じです。基本は2番線と4番線が主本線で、1番線と3番線は待避線になっているみたいですね。特急列車以外は全て停車する駅です。大阪線における大阪方面への折り返し拠点になっているみたいで、そのせいもあってか、この駅での折り返し列車がかなり多く設定されている快速急行が1時間に1から2本出ているので、申し分無い本数とアクセスですね。1日の平均利用客は約2000人弱。20年前は3000人を超えていたみたいだから、少し寂しい気はします。実は昔ここの駅がある地名は名賀郡青山町という名前だったんですけど、2004年に周辺の市町村と合併して伊賀市になったみたいです。なので、青山町という名前自体が無くなってしまったんですね。それでもこの駅名を変えないには理由があるんだと思いますが、この歴史の詰まった青山町駅という名前は、今後も変えないで是非残してほしいですね。青山町があった証が残っているのはこの駅名だけですね。素晴らしい。駅周辺には高安検車区青山町車庫がありここでは年に数回車両の撮影会などのイベントがあるみたいです。他には、青山ガーデンリゾートホテルや、愛農学園農業高等学校がある。他は特にないかな。あとは小中学校くらい。バスも結構本数があるので、アクセスは本当に便利。外から見る駅舎は少し鉄骨などが錆びていて古い感じはするけど、いつも賑わいのある駅なので好きです。一度下車して少し周辺を回ってみるのも新しい発見があるかもしれませんね。