名古屋駅まで区間快速で38分
乙川駅はJR武豊線内にある駅で、半田市浜田町3丁目にあります。
武豊線は全部で10駅あり、起点は大府駅で終点は武豊駅です。
武豊線は歴史が古く、1886年明治19年に開業しました。日本で初めて新橋から横浜間で鉄道が開業したのが1872年なので、わずか14年後になります。愛知県では初めての鉄道路線です。
海外から船で輸入したレールや建設資材を武豊港に陸揚げし、武豊駅から運搬線としてこの武豊線が開業しました。
亀崎駅には日本最古の駅舎があり、半田駅には日本最古の跨線橋が少し前までありました。歴史の長さを感じます。
一日の乗降客数は、起点の大府駅から順に29513人、尾張森岡駅1286人、緒川駅3792人、石浜駅2477人、東浦駅3794、亀崎駅5564、乙川駅2399人、半田駅3302人、東成岩駅1188人、終点の武豊駅1394人です。
この中で有人駅は大府駅と半田駅で新規に定期券を購入するときは、この2駅になります。定期券を更新する場合は、無人駅の券売機で購入できます。
乙川駅から大府駅までは所要時間は20分で、名古屋駅までは38分です。区間快速の名古屋行きを利用すれば乙川駅から9駅で名古屋駅に着きます。普通列車だと14駅止まります。
区間快速は午前が6時後半から11時前半まで、午後が4時後半から9時前半まであります普通の時はワンマン運転になっていて、車掌がいなく運転手の1人だけです。2両で運転されます。
乙川駅周辺の施設に関しては、駅の北側は三省堂にファミリーマート、ホームセンターカーマにスーパーバロー、家電のエディオンやダイソーなどがあります。
線路を超えた南側には、カインズにマクドナルド、ニトリにしまむら、ヤマダ電機に家電のジョーシン、ジャパンレンタカーと24時間カラオケなどがあります。
生活に必要な施設がそろっていますので、住みやすい地域として人気があります。
乙川駅から亀崎方面に向かって2つ目の踏切で、道路の高架工事を行っていて、2024年3月末までに完成予定です。これにより、車の流れがスムーズになり、乙川駅周辺の住宅環境も良くなると思われます。
ますます人気のでる地域になることでしょう。