東京今昔物語
都内唯一の路面電車、東京さくらトラムと新交通システム日暮里・舎人ライナーの熊野前駅は荒川区に属す。
明治15年開業の東京さくらトラムと平成15年開業の日暮里・舎人ライナーの交わる熊野前駅。昔ながらの風景と現代の風景が交錯するノスタルジックな駅舎と近代的な駅舎が交わる熊野前。
発車時のチンチンという昔ながらの合図がどこか懐かしさを感じる都電と、近代的な電子音の日暮里・舎人ライナー。乗り換えた時の楽しみの一つでもある。
地下通路や直通の通路こそ無いものの乗り換え時にはちょっとしたタイムスリップ感も味わえる。
駅ビルなどの施設は無いものの、はっぴーもーる熊野前商店街が駅のすぐ近くにある。
飲食店や洋服屋さん、スーパーに鮮魚店、理髪店や日用品店など80店舗くらいお店があり地元の方から愛される下町感満載の商店街。
公的機関として荒川年金事務所、医療機関として歯科、皮膚科、接骨院もある。
地域住民のみならず、鮮魚やあられなど名物の品を買い求めるため荒川区周辺の地域からも買い物に来る人も多いとか。
一昔前の東京を味わいたい時はぜひ熊野前へ。