北与野駅
北与野駅は埼玉県でも最大のJR大宮駅から埼京線で一駅先にある駅です。歩いて15分程度先には京浜東北線・上野東京ラインの通るさいたま新都心駅があります。近未来的なデザインのさいたま新都心駅に比べれば、昔ながらの駅といった感じで小さな駅ですが近くに高層マンションが立ち並ぶところにある駅なので平日はサラリーマンや学生で混みあいます。
駅周辺には書店やファミレスがあり、国道17号道路が通っているので交通量が多く平日でも賑やかです。
北与野駅の構造は改札一か所、階段2箇所、昇りのみのエスカレーターが一つとエレベーターが一つあります。トイレは個室2つしかないですが数年前にリニューアルして少し綺麗になりました。ホームの東京方面の方へ進み、右側を見ると天気が良い日には富士山を見ることができます。
北与野駅の改札をでて、正面すぐの階段を下りずに右へ進むと北与野デッキと呼ばれる、さいたま新都心へまっすぐ進める道があります。さいたま新都心アリーナでのライブや、電車遅延の際の迂回ルートとしての利用だけでなく、犬を連れて散歩している人も多く見かけます。この通路を通れば信号待ちで時間を取られることもなく、地上三階程度の位置にあり開放的な造りになっている通路なので、歩くととても見晴らしが良くて気持ちいいです。
北与野駅を出た先の階段を下りて右へ曲がればバスやタクシーの停留所があります。夕方ごろになると迎えの車が停まっているのをよく見かけます。北与野駅のシンボルともいえるのが駅前ロータリーにあるからくり時計です。古くなって今は動いているのかわかりませんが、一時間ごとにからくり時計の中に隠された人形が出てきて軽快な音楽とともに動く様子がとてもかわいらしいです。
駅の東側のロータリーでは夏になると盆踊りが開催されます。地元中学校吹奏楽部の演奏やソーラン節の披露、金魚すくいやお好み焼きの出店などで盛り上がります。豪華景品のあたる抽選会も開催されます。