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鉄道情報

和歌山県・和歌山電鐵



かわいらしい猫の「たま駅長」で鉄道ファン以外にもおなじみの「和歌山電鐵」について説明します。

ローカル線再生の象徴

ローカル線再生の象徴

和歌山電鐵は、和歌山県和歌山市・和歌山駅~紀の川市・貴志駅間を結ぶ「和歌山電鐵貴志川線」を運営しています。南海電気鉄道が廃止を検討していた路線を引き継ぐ形で営業を開始しましたが、それまで減少していた輸送量が和歌山電鐵のユニークな経営方針によって増加に転じ、今では「ローカル線再生の成功例」の代表として挙げられることも多くなっています。ちなみに、社名の「鐵」(旧字体)は、新字の「鉄」が「金を失う」につながって縁起が悪いことから採用されたとのことです。

和歌山電鐵の知名度を一気に全国区へ押し上げたのが、2007年に猫の「たま」を貴志駅長に、「ちび」と「ミーコ」を同駅助役に任命したことがきっかけです。ことの発端は、貴志駅の無人化によって、売店の飼い猫で、同駅のアイドルだったたまたちが住処を追われ、飼い主が「駅の中で飼ってもらえないか」と持ちかけたことです。このときひらめいた同社の社長によって、世にも珍しい「猫の駅長」が誕生しました。

たま駅長の話題はあっという間に日本中に広がって集客に貢献し、2010年、ついには貴志駅舎までもが、猫をモチーフにした「たま駅舎」へと建替えられるに至りました。今はたまが「ウルトラ駅長」、そして後継者のニタマが「スーパー駅長」として、貴志駅や5駅先の伊太祁曽駅で勤務しています。

たま駅長がいっぱい!の「たま電車」

たま駅長がいっぱい!の「たま電車」

一般車両の塗装には、白を基調に青い帯と黄色の線が配されていますが、和歌山電鐵の特徴はなんといっても様々なテーマに沿って内外装がデザインされた車両たちです。「たま電車」は、全体に101匹もの「たま駅長」のイラストが描かれた車両。車両正面は運転席の窓を目に見立ててひげも描かれています。内装にも猫のモチーフが多用されているのに加えて、たま駅長が乗車したときに使う専用ケージもあります。

貴志駅周辺の名物であるいちごにちなんだ「いちご列車」は、白地に赤のデザインがとてもキュートです。いちごと車両の正面をデザイン化したマークや、「苺」の文字をモチーフにしたマークがあしらわれています。ちなみに、貴志駅は発車メロディもいちごにちなんで「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」のフレーズが流れます。

おもちゃ電車、略して「OMODEN」は、真っ赤な車体とカラフルなロゴが印象的な車両です。内装も赤い色と木の素材を基調にした非常にポップなデザインで、木馬風の座席やベビーサークルなども設置されています。玩具やフィギュア、プラモデルの展示に加えてカプセルトイ、いわゆるガチャガチャのコーナーもあるという、お子さんが夢中になること間違いなしの空間です。