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長大なトンネル内に設置される土合駅



土合駅は、群馬県にあるJR東日本の駅で、13.5kmもの長大なトンネル内に設置された「日本一のモグラ駅」と親しまれている駅です。2001年に、「関東の駅百選」認定駅のひとつにも選ばれました。ここでは、モグラのような土合駅について説明します。

所在地と歴史

所在地と歴史

群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽にあり、上越国境を越える新清水トンネル内にあり、群馬県内の普通鉄道の駅としては最北端に位置します。山間部にある無人駅で、1日片道5本程度の列車が止まります。1931年に信号場として開設、かつては単線でしたが、1967年のトンネル開通と同時に、トンネル内に下り線ホームができました。

土合駅の特徴

土合駅にはいくつかの特徴があります。代表的なものを紹介します。

日本一長い駅
上下線のホームの距離が大きく開いているのが特徴ですが、これは、土合駅下りホームがトンネル内にあるためで、下りホームは地上の駅舎から地下70.7mに設置されています。地上から土合駅の下り線ホームに行くには、計486段もの階段を約10分、歩かなければなりません。
計486段の階段
列車を降り、地下ホームから駅舎に行くには、まず、ほぼ一直線にのびる462段(338m)の階段を上ります。さらに143mの連絡通路を抜け、24段の階段を上がります。徒歩時間は約10分です。土合斜坑と呼ばれる傾斜はかなり急で、階段の中間付近にはベンチがあります。最初はエスカレーターを設置する計画がありましたが、見送りとなったため、設置スペースのみが残っています。
トラブル回避
地下ホームから駅舎までは、約10分歩く必要があります。そのため、交通新聞社JR時刻表には「土合駅は改札から下りホームまで約10分かかります。」との注意書きがあります。現在は無人駅ですが、駅員がいた時代は、下りホームの改札は最終電車出発の10分前に打切りになっていました。
トンネル内ホーム
ホームには待合室とトイレが設置されています。深いトンネル内なので暗く、気温も1年を通してほぼ一定です。単式1面1線で、かつては、通過線である本線とホームのある副本線が設けられていましたが、2008年のホーム改良工事でホームを本線へと引越しました。ホーム壁には、作業員が退避するための空間が設置されています。
地上にある上りホーム
反対ホームである上りホームは、駅舎に面する地上部にあり、海抜665mです。はじめは島式ホームとして上下で1本のホームを共用していましたが、駅舎側の線路はなくなり、現在は単式1面1線です。1998年、水上方面の一部ホームが土砂崩れにより崩壊したため、それ以降は被災していない駅舎側のホームの一部しか使われていません。下りホームと同じく、スキーや登山に来た観光客のために、階段の幅は広めの4mに作られています。また、嵩上げ工事を行なっていないので、列車とホームの段差が大きくなっています。