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日本最古の現役駅舎「亀崎駅」について



亀崎駅は、愛知県半田市にあり、大府駅武豊駅を結ぶ東海旅客鉄道(JR東海)武豊線の中間に位置する駅です。乗車人員は1日平均2,249人(2010年度)で、起点駅でもある大府駅を除く同線の9駅の中で、最も利用客が多いとされています。現在は有人駅ですが、半田駅が管理する業務委託駅であり、夜間は無人駅になります。

亀崎駅の歴史

亀崎駅の歴史

亀崎駅は、1886年に設立された愛知県初の歴史ある鉄道・武豊線(営業キロは10.2km)において、同年に開業し、2013年現在の時点で120年の歴史を持つ駅のひとつです。中でも亀崎駅駅舎は、建物資産標に「明治19年竣工」と書かれているように、開業当時から残る「日本最古の現役駅舎」として紹介されています。かつては美濃窯業製品の耐火レンガや、その原料の鉱石を取り扱う貨物営業が行なわれておりました。1975年の衣浦臨海鉄道半田線の開業とともに廃止されましたが、木造の駅舎は保存状態も良く、きれいな状態が保たれています。

愛知県初の鉄道・武豊線

明治時代に、関東と関西を結ぶ鉄道「中山道鉄道」の建設計画が立ち上がり、資材調達の中継地点として中部地区に設立されたのが「武豊線」であり、開業当初は、武豊と名古屋を結んでいました。中山道幹線の建設計画については、工事の困難さから東海道経由に変更となり、1889年に開通したのが東海道本線です。

疑問視される「日本最古の現役駅舎」

しばしば「日本最古の駅舎」と紹介される亀崎駅ですが、その証拠となる建物資産標の表示年が、実際の竣工年と乖離があることから、その確証がないとされています。また、疑問視されるもうひとつの理由として、1895年3月7日に発生した火災が挙げられます。火災の翌年度の鉄道局年報には、「消失した本屋と駅長官舎を再建した」という記載があり、これが事実の場合は、1889年築の香川県の善通寺駅・駅舎に「現役最古の駅舎」の地位を譲らなければならない可能性もあるとされています。

進むベッドタウン化計画

武豊線沿線は、名古屋のベッドタウンとして発展を見せており、亀崎駅徒歩十数分のエリアに「ジェイタウン半田のぞみヶ丘」と名付けられた住宅地があります。その影響もあり、地域住民からは沿線の複線化などの声が上がっています。